皆様はスパンキングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
スパンキングとは、平らなものや平手でお尻などを叩くことです。
イギリスでは特にお尻を平手打ちすることを特にスマッキングと言うらしいですね。
ちょっと古い漫画やアニメの世界で見るような「お尻ペンペン」はdiscipline spanking、すなわち躾のためのスパンキングであるのに対して、プレイでのスパンキングはお尻を叩くことによって征服感を楽しんだり、痛みで気持ち良くなったりする性的嗜好・プレイとしてのスパンキングを指しますね。
スパンキングの快感とは
叩く=痛い という図式から敬遠する人も多いと思いますが、いざお尻を叩いてみると意外と嬉しそうに叩かれる人もいます。
SMってどこか懲罰的で悲壮感のあるものだとか、変態が好むプレイだと思っていませんか?
もちろんそういった側面もあるかもしれませんが、この女性けっこう楽しそうだと思いません?
ところで、本題のスパンキングは女性にとって気持ち良いのかどうかですが・・・されてみないと分からないですよね(笑)
ただお尻を叩かれることで相手に支配されている、調教されているという風に感じて、M女性としては興奮する要素があることも事実です。
ちなみに動画の女性曰く、「痛いというか、ピリピリして独特の気持ち良さがある」のだそうです。
平手打ちの場合は強さもコントロールしやすく、叩き方や叩く場所で音の大きさ等を調整しやすいので、SMに興味はあるけど鞭などの道具を使うのはちょっと・・・という方でも楽しめますね。
また何となく予想はつくと思いますが、いい音が鳴っている時は音の大きさほど痛くないです。
スパンキングの強さをどこまでハードにするかは当人の性的嗜好の問題なので、丁度良いラインを探すのも、あえて強めにするのもありだと思います。
M女性がスパンキングを好む理由とは
スパンキングが好きな女性は一定数いますが、その理由は人によって様々です。
プレイとして楽しければあまり「何故叩かれるのが好きか」ということを意識しないかもしれませんが、大体以下のような理由の組み合わせのようです。
・叱られたい願望
・調教されている感、被虐感、被征服感を得たい
・ちょこっとだけ痕が残るのが好き
・単純に痛みが快感
・痛みを受けて大きな声を出すのが好き
鞭打ちなどとは違い、スパンキング程度の痛みであれば痛いというよりも不思議な感覚があったり、お尻を叩かれていることに被征服感とか被虐感を感じて気持ち良くなるといったことがあります。
一方で女性によっては単にスパンキングされることではなく、強く叩かれること、痛みを感じるレベルで叩かれることを好む人もいます。
読者の皆様はそういった女性が一定数いる理由は何だと思われますか?
単純に性的嗜好として痛みを受けることが好きだという女性も少なからずいるでしょう。
また、痛みそのものよりも調教されているというシチュエーションが好きな女性もいるでしょう。
叱られたい・スッキリしたい願望
他には程度はあるにしても、痛い系のプレイは単に痛みを楽しむだけではなく
痛みを受けて声を出すことでストレスを吐き出してスッキリする
叱られたい、どこか罰されたいという欲求を満たす
など少し複雑な心理的欲求への回答としての側面もあります。
(※SMと心理的抑圧は別に直接的に結び付けられるものではないので、あくまでそういう人もいる、程度に理解してください。)
ご存知な方も多いでしょうが、ナナとカオルという漫画でカオルがナナのお尻をスパンキングした回などは、まさにこれらの要素が入ったものでしたね。
そういう理由とか願望があることを知ると、軽めのSMってそんなに理解できないほど変態って気がしないと思いませんか?
ちなみに、海外のとある調査によるとBDSMを嗜好とする人は特に悩みが多かったり自己肯定感が低いということはないそうで、むしろ逆という結果が出たものもあるそうです。
あくまで簡易的なアンケート集計のようなものなので信頼できるかは分かりませんが、世の中には単純にSMをプレイとして健全に楽しめる方が少なくないということですね。
人によってはSMプレイでキャーキャー騒ぐのは、思いっきりカラオケでシャウトするときの快感に近いものと捉えているかもしれません。
SMとか緊縛を高尚なものにしたがる人もいますが、素人ができる範囲で楽しむのも良いことだと思います。
スパンキングと体外式ポルチオ刺激で絶頂
普通にお尻叩かれて気持ち良くなったら面白いな~と思いつつ、体外式ポルチオ開発とスパンキングの同時進行をしてみました。
ちょっと体勢的に痛みをおさえて良い音を出せるポイントが偏ってしまい、お尻の上と下をパンパン叩いてました。
この体勢だとお尻の骨が調教されてイイところ叩けないのでもっとちゃんとポジションを決めるべきでした。
っていうか全然ちゃんとおしり叩けてませんね(^^;)
動画では女性の下腹部を触るためにあのような姿勢を取っていますが、、スパンキングされるのが好きな女性にはOTK(オーバー ザ ニー)、つまり男性の膝上に抱え込まれてお尻を叩かれるのが好きという方もいます。
むしろ人によってはこれをスパンキングプレイをする際の正式なフォームとして捉えている人もいるかもしれませんね。
今回はほんのり紅くなる程度のスパンキングですが・・・道具などを使ってもっと思いっきりスパンキングをする場合は、叩く箇所を考えないと、後で椅子に座れなくなっちゃいますのでお気をつけて下さい。
それがイイって人もいるかもしれませんけどね。
痛みが持続することで余韻に浸れるというのもSMプレイが好まれる理由の一つなのかもしれません。
ちなみに動画の女性には一応スパンキングの後で保湿マッサージしました。
パドリングにウィッピング、お尻たたきは奥が深い
ところでお尻などを叩くプレイは他にも用いる道具によって呼び方が異なります。
・ウィッピング(Whipping)・・鞭による打ち込み
・パドリング(Paddling)・・・パドル(櫂)で叩くこと
・ケイニング(Caning)・・・杖で叩くこと
ムチで叩くのは多くの人がSMと聞くと思い浮かべるプレイですね。
パドリングはサーフィン用語としては聞いたことがある人が多いでしょう。
パドルといっても舟をこぐときに使うようなパドルではなく、柄の短いお好み焼きの「コテ」のようなものを使うことが多いと思います。
(もしかすると本物のパドルを使っている人もいるのかもしれませんが)
女性用(?)の可愛い革製パドルを作っている人なんかもいますね。
デザイン性の高いSMグッズはコスプレなどとも相性が良いと思うので、可愛くSMを楽しみたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ケイニングはそもそもあまり聞き覚えのない言葉ですね。
日本でもBDSM界では一般的なのかもしれませんが、SMが趣味でないのであれば知らない人の方が多いでしょう。
シチュエーションで道具を選ぼう
用いる道具によってプレイの呼称が変わるのは上述の通りですが・・・
道具が異なれば叩かれたときの痛みや衝撃、打撃音や叩かれた跡もまた異なってきます。
責める側がどういう風に責めたいかというだけではなく、シチュエーションや責められる側の嗜好でも道具選びは変わってきますよね。
極端な例ですが、例えばネコ耳とパステル調の下着をつけたコスプレ娘とゴリゴリの鞭ってイマイチ似合わない感じがしませんか?
(ギャップが良いという意見もありそうですけれども)
そういうときに鞭の代わりにやや丸みのある可愛い色の革製パドルなどを使ってお尻を叩いたりすると、外見はポップだけどやってることはしっかりSMになって、画的なマッチも楽しめる、みたいな。
まぁこれはあくまで一例なので、画として残さない場合にはあまり関係はありませんけれどね。
ショー性の強いSMバーなどでは、そういう使い分けもしているのかなと思います。
ファッション性を意識したSMプレイを行うのであったり、魅せることを考慮に入れるのであれば、そういった道具選びもプレイを盛り上げる大事な要素です。