激動の2022年も去り、新年となりましたね。
昨年はほとんどブログの更新もなく、活動は極めて低調でした。
そんな中でもブログをご覧いただいたり、フォローしてくださる皆様に感謝いたします。
また、読者の皆様が新しく充実した日々を迎えられることをお祈り申し上げます。
2022年は多くの著名人が世を去り、また私個人としても辛い別れを経験した年でした。
想像していた以上に愛する人の死を受け入れることが出来ず、大事な人ともいずれ別れる時が来る、そんな単純なことを私は知らなかったのだなと感じてしまうほどでした。
また、自分の世界の大部分を占める構成要素が無くなったことで、どこか自分すらも生きているという感覚が薄れたような気になります。
年末にもネットやSNS上で数件の訃報を目にして、自分との関わりの深さに関わらず誰かがこの世を去るというのは悲しいものだなと感じました。
特に才能のある方が若くして世を去ったという報せは、ただただ悲しいばかりです。
もしかすると、私がブログを通じてお会いした方々の中にも、今は息災ではない方がいるのかもしれません。
私達は身近な人の、あるいは自分自身の死と直面した際には「人生は何が起こるか分からない、悔いのないように生きよう」「やりたいことを出来るように、会いたい人には会えるように、そういう生き方をしなければ」と決意するものです。
その一方で今ある現実の暮らしを守らなければいけないという責任感もあり、思うように動き出せないことも多々あるでしょう。
私達の人生は往々にして「あるがままに生きたい」という理想と、思うようにいかない現実との間で葛藤しているうちに時間が過ぎていくものです。
私自身もそういった葛藤の中にいます。
そして近頃は日々の生活に「いっぱいいっぱい」にはなっているけど、「精一杯」生きていると言えるのかな?と自問することが多いです。
ふと気付けば以前は精力的に取り組んでいたブログの更新や管理もなおざりになっており、頑張っているという状態とは程遠く感じられました。
年末は少し時間に余裕が出来たので、少しだけブログの手入れをしながら記事を遡っていました。
そうしているうちに、あの時の自分はバカだったなとか、もっとこうすれば良かったなとか、この人のこんなところが可愛かったなとか、今も元気にしてるのかなとか、色々な事が頭をよぎりました。
改めて、ブログを通じてお会いした方々との時間は、ブログに書いたことも書いてない事も含めて、私にとってとても大切なものでした。
そんな大事な時間の一部を切り取ったブログを、荒廃させてしまっていた事を非常に残念に感じています。
今年はブログに関してももっと頑張ったなと思えるように、拙くても、上手く行かなくても出来る限りのことをしてみようと思います。
悪用される恐れもあるので全てをオープンにすることは出来ませんが、もっと色々言いたいことを言う、書きたいことを書くようにしたいと思います。
そして、その上で満足出来ればこのブログを終えることにしようと考えています。
それがどのタイミングになるのかは分かりませんが、その時までどうかよろしくお付き合いください。