この記事では個人的に女性にオススメする一人エッチの方法を書いていこうと思います。
あくまで個人的なオススメ方法であり、かつ表面的な内容です。
今後加筆修正の余地も大いにありますので、その点も予めご了承ください。
基本コンセプトと一連の流れをご一読いただいた後は、全工程を試していただければ良いと思いますが、
普段の一人エッチにここで挙げた要素をいくつかピックアップして付け加えるような形で試してくださっても構いません。
長すぎて読みづらい!という方は「まとめ」とその補足を先に読んでいただければ全体の流れが分かるようになると思います。
何故今更自己開発法なのか?
そもそもの私のブログのスタンスとして、女性に対して「こうしてみては?」提示するような事は、独立した記事ではなく体験記事の中に混ぜ込む形でいいかなと思っていました。
出来れば体験に来た女性のテーマと、それに対してどうしたか、どう考えたかということを通じて自然と「こういうこともあるのかな」ぐらいのニュアンスで気にしてもらえれば良いかなと思っていました。
では何故わざわざこのタイミングでこんな表面的な記事を書くのかというと、単純に色々問い合わせを受けたり、「中イキするにはどうすれば良いのか?」「どうすれば体の感度が上がるのか?」と訊かれたりしたときに「こういう女性もいます、自分はこうすれば良いと思います」みたいな話をするのですが、それを記事にしておけば誰にでもすぐに提示出来て良いな考えたからです。
加えて、セックスレスの既婚者の方や、「彼氏のために中イキしたい」という方から相談されたり質問さることが多くなってきました。
全てに対して返事をしたり提案することはとても難しいですし、そういった方とお会いするよりかはむしろ自分のペースで頑張ってもらう方が良いと感じているので、何か一つ提案するものを作っておきたいと考えたのです。
実際に会ってもピンと来ない人がいるぐらいなのだから、いくら文字で書いても何も刺さらないような気もしますが、かといって「ではとりあえず体験してみてください」とも言い辛いので、代わりにこちらの記事をご査収ください。
あくまで表面的なことではありますが、興味を持ってくださる聡明な女性であれば何かを見出してもらえるのではないかと思います。
快感を掴むコツ・構成について
女性が自分自身の膣感度を上げようとしたり、中イキするために自己開発に取り組む場合に、イクことを目的とした強く単調な刺激を繰り返してしまう恐れがあります。
それでも違いを感じられないがためにほとんど作業化した一人エッチを行ってしまい、余計に性的なことに対してイライラや退屈を感じて、性的興奮や満足感が得られにくくなるというデメリットが考えられます。
(詳しくは中イキ自己開発のデメリットについての記事をご覧ください。)
そのため、女性におススメする一人エッチの方法は、それらのデメリットを裏返しにしたような方法となります。
大前提として、弱い刺激・小さな快感をしっかりと意識して、それらを気持ち良いと感じるようになることを考えて書いています。
また、単純に感度を上げるだけではなく、随所で変化を意識してもらうような構成にしています。
従ってこちらの一人エッチで快感を得るコツとしては
・イクことを目的すること、強い刺激を避ける
・小さい快感・弱い刺激にフォーカスする
・快感の強弱を優劣と捉えない
・一人エッチの作業化を避け、過程を楽しむ
・良くも悪くも「変化」を意識する
ことなどが挙げられます。
また、一連の自己開発の流れは私が当ブログで行っている女性用性感マッサージの流れ(入浴⇒リラックス誘導⇒マッサージ⇒性感マッサージ)に似せたものとなっておりますので、その点を意識して一度公開している動画等をご参照の上で取り組んでいただければと思います。
もし抵抗感が無ければ、当ブログの動画をご覧になる時はAV鑑賞や他人事のように見るのではなく、自分が動画の女性だったらどうだろうかとか、同じように触られるとどうなるかとか、女性と同じような反応をしてしまう自分を想像したりすると入り込みやすくなるかもしれませんね。
一人エッチにかける時間と終わるタイミング
以下では見出しごとに一人エッチのいくつかの手順とその段階で考えられる疑問への対策を(ある程度ですが)提示しています。
例えば全身を焦らして触る段階では、どれぐらいの間触れば良いのか?と気になってしまう方もいるかもしれません。
基本的には書かれていることを試してみて、次に進もうと思うタイミングで次のステージに進んでいただけると良いと考えています。
ただし、気持ち良くて続けたいと感じたのであれば少し長く続けても大丈夫です。
逆に飽きてきそうになったり、作業化してしまうような気がしたら、ひとまず次のステージへと進んでみましょう。
次に一人エッチにどれぐらいの時間をかけるかについて。
もし普段オナニーをしているのであれば、その時よりはじっくりと時間をかけてみてください。
核心に触れるまでの時間を長く持ってください。
今回提案する一連の一人エッチにかける時間については、一連の過程を経るまでにかかる時間ですので、個人差があります。
ですが、基本的には満足感を得られたら終了して構いません。
また、どの段階においてもイケそうだと感じたらなるべくその感覚を抑えずに迎え入れましょう。
ただし、頻繁にクリトリスでオナニーする癖がある女性については、場合によってはクリイキで終了しないようにしていただきたいと思います。
詳しくはクリトリスの愛撫の項目で書きますので、読み進めていってください。
時間帯・場所・一人エッチの姿勢
場所は騒音などの集中を阻害するような要因が無い静かで落ち着く場所を選びましょう。
従って基本的にはご自分の部屋のベッドの上などで行うとよいでしょう。
時間自体はいつが良いというよりは、ひとますは静かで後の予定を気にしなくて良い時間帯を選びましょう。
空腹・満腹感や便意などの感覚が強いと集中力が途切れてしまう方は、それらが抑えられるような時間帯を選んで準備しましょう。
出来れば実際にエッチをすることが多いであろう時間帯を選択すると、相手がいるエッチの時にも違和感を覚えにくいと思います。
以上を鑑みると、まずは一人エッチに勤しむのは就寝数時間前の静かな時間が良いのではないでしょうか。
ただし、強い眠気を伴うような状態で作業として一人エッチを行うことはお勧めしません。
最初の内は難しいかもしれませんが、今後この記事の方法で少しでも快感に集中できたと思えたら、場所や時間帯に変化をつけてみてください。
最終的には場所を選ばなくてもある程度快感に集中できるようになることを目指したいですよね。
ですから、慣れてきたらあえて昼間の明るいうちに試してみるなど、「静かな環境や自分だけのスペースでないと集中できない」という状況にならないように、時に環境を変えることも大事です。
次に、一人エッチはどのような体勢で行うことが望ましいでしょうか。
リラックスして集中できる体勢、またエッチの際に再現性がある体勢が望ましいです。
ただ、これからの手順では実際に膣内に刺激を与える段階までにかなり時間をかけるので、ベッドに仰向けで寝た態勢が楽でしょう。
膣内に指やディルドーなどを挿入する段階においては、取るべき体勢は実際に自分がエッチをした時に取ることが多い体勢をもとに決めると良いでしょう。
そちらについては後ほど膣内の愛撫を試みる段階で改めて言及しますが、特に思いつかなければ正常位の態勢(仰向け、少し開脚気味)、バックの態勢、騎上位の態勢などから選択すると良いでしょう。
ですが、最初はあまり難しく考えずに仰向けでリラックスした体勢を取っておきましょう。
ここまでのまとめ(準備)
感度を上げるための一人エッチは・・・
・自室のベッドなど、静かで落ち着ける場所で行う
・静かで集中できる時間帯を選ぶ
・基本姿勢は仰向け
・いつものオナニーより時間をかける
・イキそうならイッて良いし、満足したら終えて良い
・そうでないなら一連の流れを終えるまで時間をかけてみる
それでは、実際に感度を上げる一人エッチの手順に入って行きましょう。
①入浴・ストレッチ・室温の調整
まず最初に入浴をして体を温めておきましょう。
熱いシャワーを浴びたり、熱湯に肩まで浸かるのではなく、少し温かいお湯で半身浴などをして入浴後に体温が保たれるようにしましょう。
ただし我慢して長時間湯船に浸かるようなことはしてはいけません。
気分が悪くなったりしない範囲で、なるべくゆっくりリラックスして入浴してください。
シャワーのみで湯船が無い場合は、大きめの桶にお湯を汲んで足湯をするなど工夫してみましょう。
この段階では体温を高く保ち血行を良くすること、疲れやストレスなどを軽減させておくことを目的としています。
従って入浴後に冷たすぎる水を飲んだり、アイスクリームを食べたり、クーラーが寒いぐらいに効いた部屋に入ったりしないように気を付けて下さい。
一人エッチを行う際は(というか女性がエッチなことをする際は)、室温は少し高めに設定しておくことが望ましいです。
ただし、汗をかいて不快になるような温度ではなく、普通~温かいと感じる程度にしておきましょう。
冷えやすい人でない限り、夏の場合はクーラーの温度を27、28℃ぐらいに設定しておくと無難です。
リラックスできる服を着る
リラックスできて動きやすい服装が望ましいので、衣服はゆったりとしたものを着用し、ベルトのように身体を締め付けるようなものは外しておきましょう。
ベースとしてはタンクトップに短パンのような格好だと肩や太ももの肌が露出した状態で胸やお腹を冷やさずにいられるのでオススメですかね。
冬場はもう少し温かい服装が良いと思いますが、基本的にはリラックスできて自分自身の身体に触れやすい格好が良いです。
ただし、リラックスできる服装が望ましいとは言っても、あまりに着古した衣服は避けましょう。
パジャマや部屋着で十分ですが、最低限ちゃんと自分自身が「エッチなことをする」というムードを損なわない格好が良いと思います。
身につける下着によって気分が変わるという方であれば、色やデザインなど、自分が良い気分になれるものを選びましょう。
普段は気にしていないという人も、何となく落ち着ける色とか、少しドキドキするデザインとか、そういったものを試してみるとアクセントになって良いと思います。
衣服の上から触られる感覚も大事
最初から全裸になって始めることも避けた方が良いと思います。
それなりに長い時間をかけて気分を高めていくことを意図しているので、その過程で体が冷えてしまうことを防ぐためです。
また、後ほど乳首に触れる際などに衣服の上から触られた(触った)感覚と、直接肌に触れられた感覚の両方を知り、味わい、違いや好みを意識するためにも服は着た状態から始めましょう。
ですので、基本的に性器を直接触る時以外は着衣の状態で一人エッチを行うものと考えて読み進めていってください。
②深呼吸・リラックス法を試す(一部省略可)
準備が整ったら、ベッドや布団の上に仰向けに寝て深呼吸を繰り返しましょう。
次に簡単なリラクゼーション技法を実践してみてください。
これは毎回ではなくて良いので、集中しにくい時や何だか気分が落ち着かないときなどに試みてみるとよいでしょう。
既に性感マッサージの流れの記事で紹介していますが、私が行う女性用性感マッサージの前段階として、リラックス誘導というものがあります。
リラックス誘導などと書いていますが、その実態は自律訓練法をベースとしてリラックス部分のみに簡略化したものです。
ただし私の場合は最初の過度な緊張状態を解くことのみを目的としていますので、複雑なことはしていません。
あくまで呼吸や身体に意識を向けたり、余計な力を抜くことで集中力を高めることを意図していますので、極めて安全であると考えています。
簡単な音声ガイドを載せておきますので、心身が健康な方に限り、もし興味があれば試してみて下さい。
(変声処理のため変な声に聞こえるかもしれないし、所々雑音が入っていますので、それもご了承ください)
けど本当は恥の上塗りみたいな感じになっちゃっているので出来れば視聴しないで頂きたい
自律訓練法について
もしも先に述べた自律訓練法に興味がある方は、各自でお調べください。
ただし、実践するのはくれぐれも禁忌について良く調べてからにしてください。
自律訓練法は6つの公式で成り立っていますが、全体だけでなくそれぞれの公式に対しての個別の禁忌もあります。
必ず自律訓練法とその禁忌について調べて確認した上で取り組んでみて下さい。
Youtubeなどで自律訓練法で調べると、20分足らず程度の音声ガイドがいくつかあると思いますので、必ず「消去動作」を含むもののうち、自分にとって受け入れやすいものを選んで視聴してみて下さい。
もしも他人の声でガイドされることに抵抗を感じるようであれば、自律訓練法の公式を順に頭の中で唱えてみて下さい。
注意点・気後れするなら省略してOK
自律訓練法はリラクゼーション技法としてではなく自己催眠法として紹介されることもあって、全工程をこなすのであれば「右腕が重い」「額が涼しい」など自分自身の感覚に訴えかけることを伴います。
従って身体的・精神的疾患をお持ちの方はこの工程をスキップして、深呼吸を何度も繰り返す程度にとどめておくことが望ましいです。
心身ともに健康な方でも、この過程に抵抗感があれば避けて通っても構いません。しかし、もし興味があったり、何だかイライラして集中できないという時は試していただければよいと思います。
少し怖いとか、気味が悪いと感じてしまうようであれば、自分自身でガイドすることも止めておきましょう。
その場合は通常の深呼吸を繰り返すだけで十分です。
③妄想する・フェチ・興奮を探す
深い呼吸を繰り返し、自分の身体、腕や脚、そして頭からも余計な力が抜けた状態の貴女は既にいつもより体の感覚に集中できているかもしれません。
ですが、まだすぐに身体に触れてはいけません。
触れる前に自分が憧れるような、もしくは興奮するような「こうなってみたい」というシチュエーションなどを想像しましょう。
自分が好きなプレイ、シチュエーション、触られ方などを想像して性的興奮を高めてみましょう。
明確に映像化できなくても構いません。
断片的に自分が好む状況を想像しても良いですし、色っぽいと思う異性の声やパーツを想像するのも良いでしょう。
それらを想像した時に自分の身体に変化が無いか、少しだけ意識を向けてみて下さい。
少し呼吸が浅くなったり荒くなったりしていないか、身体にじんわりと不思議な感覚が広がることはないか、色々探ってみて下さい。
次の段階からは自分自身で自分の身体に触れますが、単純に作業のように自分で触れてみるだけの時と、誰かに触れられていることを想像した時で受ける感覚が変わるか否か、ということにも注意を向けておきましょう。
想像・妄想のソース
望ましいのは何も参考にせずに自分の頭の中で妄想して興奮できることですが、慣れるまでは動画など情報量が多くイメージしやすいものを参考に自分の興奮のツボを見つけたり、思い出して想像してみると良いと思います。
動画だけではなく画像や音声、小説などを参考に、次第に少ない情報に対して、自分の想像・妄想で補足していくことが出来ればかなり想像力が豊かになると思います。
しかし、その場合は動画視聴の頻度や動画の探し方などに注意してほしいと思います。
あまりに頻繁にエッチな動画を観てしまうことや、興奮を求めるあまり毎日新しい動画や画像を探す、いわゆる「オカズ探し」のような行為を繰り返すことは避けた方が良いでしょう。
別の記事で補足するつもりではありますが、簡単に言えばエッチな動画を過度に視聴して興奮することで、未知の刺激への期待だけが際限なく膨れ上がる状態になってしまうから控えたほうが良いということです。
「好き」が分からない
「動機が重要」「自発的な願望が重要」という話にもつながってくるのですが、自分が何を好きなのか、どういったことに気分が高まるのか、明確ではなくても良いので意識しておくことが重要です。
何故かというとそれが興奮のカギになるし、くすぐったさを気持ち良さに転換してしまうようなスイッチになり得るからです。
自発的な感情はとても大事です。
エッチな雰囲気とか、異性と触れ合う時のムードが良く理解できないという女性もいます。そういう方も自分が何を好きなのか、どういう時に思わずうっとりしてしまうのか、一度考えてみると良いでしょう。
④全身を焦らして触る
さて、体を温めてリラックスした状態の貴女は普段よりも小さな刺激を受け入れやすい状態になっているかもしれません。
そして先程のエッチな妄想と相まっていつもより少しだけ敏感になっているかもしれません。
ですから、まずは自分の全身にゆっくりと触れて気持ち良さを探していきましょう。
触れていく前に一度両手の掌をゆっくりとこすり合わせてみましょう。
手の平がくすぐられるような感覚と、触れ合う度に掌が温かくなる感覚をしっかりと意識してから触っていくと、体を冷やしにくいだけでなく、触れている手の方にもいつもと違う感覚を得られるかもしれません。
準備が出来たら、まずはゆっくりと撫でるように全身に触れていきましょう。
何故ゆっくりと触れることにこだわるのかというと、簡単に言えば人の皮膚にはゆっくりとした刺激に対して反応する「愛撫に反応する専用のセンサー」が内蔵されているからです。
そのセンサーをしっかりと機能させるためにも、自分自身をゆっくりと、軽くくすぐって可愛がるようなつもりで撫でてみましょう。
最初は手の平をピッタリとつけて触って、次に少し手のひらを離して指全体をひっつけるようにして触ったり、指先で触れるか触れないかぐらいのフェザータッチで触ったりして、少しずつ手と身体の接地面積を減らすように触ってみて下さい。
そしてそれぞれの感覚の違いを意識してみましょう。
途中からは色々な触り方のバランスを変えて、自分が好きな触り方で触ってみましょう。
自分の興奮のツボ・フェチとリンクさせておくとより感じやすくなると思います。
例えば弱く優しいフェザータッチで触れられてみたいと妄想しているのであれば、その比重を大きくすると良いでしょう。
どこをどんな風に触れば良いのか?
唇、首筋、うなじ、額、肩、脇、横腹、髪の毛など、よく男性から触られるような部位や、一般的に思いつく性感帯以外もゆっくりと愛撫していきましょう。
当然腰や内腿など、触れられるとドキリとするような箇所も焦らすように触れて下さい。
どこをどう触って良いか全く見当がつかないという場合は、身体の外側から内側・中心へとゆっくり指を進めていきましょう。(もちろん無理しないで手が届く範囲で大丈夫です)
手足や胴体だけでなく、時折自分の頭を撫でたり、耳に指で触れたりしてみましょう。
ところで、ご自分の唇を優しく指でなぞったり、髪の毛をくすぐるように頭をなでるような経験はおありでしょうか?
額に意識を集中するだけで不思議なくすぐったさを感じることはありませんか?
もし今までそういった経験が無かったら、一度試してみて下さい。
ご自身の身体が本来いかに敏感で、弱く優しい刺激に対して反応できるか分かるかもしれません。
妄想力のある方であれば、自分がエッチの時にどこを触られたらキュンとするか、そうでなくとも小説の描写やマンガ、ドラマ、映画、AVなどで男性と女性が触れ合う際のどういった仕草に惹かれるかということを意識しておくと、自ずと触る場所、順番、強さなどが調整できるかと思います。
フェザータッチ・焦らしが難しいときの対処法
「触れるか触れないかの距離で肌をくすぐるように触る」なんて言われてもやったことがないので分からないと思う女性もいるかもしれません。
それに意外と自分の身体を焦らしながら触るのって難しいですよね?
特に爪の先でツツーっとなぞるように触ると手が攣ってしまいそうになったり・・・。
もしもそんな風に自分の身体をフェザータッチで触るのが難しいと思うのであれば、数回程度ベビーパウダーを使用することをお勧めします。
ベビーパウダーを使えば、肌の表面がサラサラになって、肌に触れた際の摩擦が軽減されてゾワリとした独特の感覚が得られるようになります。
適量を露出した肌に塗布したら、ただゆっくりと触るだけでも随分違った触感が得られるでしょう。
そうすれば、フェザータッチで得られる時の気持ち良さを認識しやすくなり、「こういう風に触ったら(触られたら)ゾクゾクするな」というのが分かってくるかと思います。
次第にベビーパウダーなしでもゆっくりと触られるだけで気持ち良いと思えるようになるかもしれません。
あくまで焦らされながら肌を触られる、小さな気持ち良さを認識する練習なので、それが出来たなら今度はベビーパウダーを使用しないナチュラルなタッチで同じように自分の肌を愛撫するようにしてみてください。
ベビーパウダーはamazonでも楽天でも購入できますし、ドラッグストアやスーパーのベビー用品売り場で簡単に手に入れることが出来ます。
しかも、一見していやらしい商品ではないので、女性でも堂々と購入できます。
使いすぎたりパウダーを吸い込んだりしないようにだけ気を付けて下さいね。
⑤胸周辺・乳首に触れる
先程の焦らしの愛撫で、もしかすると貴女は自分自身でゆっくりと身体に触れるだけでこんなに感じられるのかと驚いているかもしれません。
同時にまだ物足りなく、もっとはっきりした刺激を欲しているかもしれません。
次はついに乳首に触れていきます。
とても重要なステージです。
最初に乳首は触ることでイッてしまうぐらいの快感が得られる女性の大事な性器の一つだと考えて下さい。
そして乳首の気持ち良さと膣内の気持ち良さは繋がっていると考えて下さい。
まずはシャツなどの衣類の上から触れていきます。
肩やお腹から少しずつゆっくりと指を動かして乳房に近づき、そこからはゆっくりと弧を描くように胸の外側から乳輪の近くへと迫っていきましょう。
十分に焦らされているように感じたら、次は手の平で胸を包み込むようにして触れましょう。
もしじんわりと気持ち良くなってきている、乳首が立っていると実感できるようなことがあれば、尚良いです。
この時、手は動かさずに掌の熱が胸に伝わっていく感覚に集中してください。
胸の感覚に意識が集中してきたり、触りたくなってきたら、一度掌を離してまた乳房の外側から乳輪へと焦らすように触れてみましょう。
そして、指の腹で優しく撫でるように乳輪と乳首に触れてみましょう。
たまに爪でひっかくようにカリカリと刺激してみても良いでしょう。
あまり乳首を触られることに慣れていない女性であればくすぐったさを感じるかもしれませんが、逆に少しでも気持ち良さが分かる人であれば衣服の上から触れる独特の気持ち良さやにふわふわしたり、もどかしくて直接触りたいという気持ちになってくるかもしれません。
気持ち良くなってきたり、直に触れてみたい気持ちが膨らんできたら、シャツをゆっくりとめくり上げて胸を露にしましょう。
その時も衣服と胸が擦れる感覚や、胸部が露になった時に空気に触れて少し先端に涼しくなるような感覚に意識を集中してみて下さい。
それからもう一度胸の外側から乳輪へとゆっくりと円を描くように触りましょう。
触れてみたい気持ちが出てきたら、人差し指と薬指を合わせて、そーっと乳首に近づけてから指2本でスリスリと優しくこすり合わせるように触ってみてください。
先程よりもはっきりと乳首に指が触れる感触が分かるはずです。
直接触れているのだから当たり前ですよね?
ですが、もしも衣服の上からの刺激の方が気持ち良いの感じるのであれば、少しその時間を長くとって良いです。
そのまま円を描くように2本指でスリスリと乳首を撫でます。
円を大きくしてみたり、乳首に集中的に触れてみたり、変化をつけましょう。
次に薬指の腹で優しく触れてみたり、人差し指でカリカリと一定のリズムで弾くように刺激してみて下さい。
時折つまんだり、押し揉んだり、爪で弾いたりして、異なるタイプの刺激を与えてみましょう。
それらの刺激の中で現状の自分はどの刺激に対して最も気持ち良いと感じるか意識しながら感覚を味わってください。
乳首が感じにくい場合
乳首の感度が高い状態にない人は、どちらかというと強めの刺激に反応します。
また、強い刺激に対しては単に「触られているな」、弱い刺激に対しては「くすぐったいな」と感じることが多いでしょう。
もしくはどちらも単に触っている・触られているとしか感じない場合もあるでしょうが、焦らなくても大丈夫です。
一連の流れを何度か実践しているうちに、刺激に対する反応や好みが生まれてくるはずです。
もしも乳首の感度をより早く上げていきたいと考えているのであれば、休日家にいる時などは乳首にスポールバンを貼って過ごすなど、自動的に小さな刺激が乳首に伝わって、乳首の感覚を意識するようにしても良いでしょう。
馬鹿にしたり嫌がる人も多いでしょうが、試してみると効果を感じられるでしょう。
乳首がもどかしくて我慢できない場合
逆に感じてきたけど何だかもどかしくて我慢できない、自分では触り続けていられないという人は、両手を胸の前で交差して、右手で左の乳首を、左手で右の乳首を触るようにしてみましょう。
自分自身を抱擁するようなこの態勢では、通常よりも弱くもどかしい刺激に対して耐えることが出来るはずです。
また、左右の腕をスイッチしていることで自分で触っているという感覚が少し薄らぐのもこの姿勢の特徴です。
胸が感じやすい人なら、この動作だけでも小さな快感が蓄積されて、たまにふわりと身体が浮くような気持ち良さを経験するかもしれません。
乳首が擦れて痛い
人によってはあまり乳首を触り慣れていないので、強く触ってしまったり、触る時間が長いと擦れて痛みを感じたりするかもしれません。
そういう方は先に挙げたベビーパウダーを使用すれば摩擦は減ります。
また、ベビーオイルを少量使用しても良いですが、体温を下げないために少し手の中で温めて塗布しなければいけないという手間があります。
オイルなので衣服や布団に染みついてしまうことも考えられますので、お好みでご使用ください。
ローションは温感タイプで洗い流し不要のものであれば少し使用しても良いとは思いますが、そうでなければ体を冷やす原因にもなるのであまりお勧めしません。
以上のどれも使用したくない場合は、衣服の上から触るようにしましょう。
次の段階では乳首を愛撫しながら膣内へ意識を向ける練習をします。
⑥膣内に意識を向ける
先程までは主に全身を愛撫する小さな快感や、乳首の気持ち良さにフォーカスしていましたが、今度は乳首に触れている時の膣の感覚に意識を向けていきます。
乳首を触って気持ち良いと感じた時に、膣内にじんわりとした感覚は無いか、ムズムズするような感覚は無いか、どこかキュンとする感じは無いか、そういったことを探ってみて下さい。
もし膣内以外にも背中がゾクッとするような感覚があるなど、身体の他の部位にまで感覚が拡張されているように感じたら、そちらもしっかりと認識してください。
例えば乳首を軽く指ではじいた時に、甘い快感が走るとともに膣内がピクンと反応しているように感じられたのであれば、胸を触りながらもその膣内の感覚に集中してみて下さい。
最初は難しいかもしれませんが、何も100%の意識を膣内に向けるということではなく、触られている箇所以外にも数%の意識を配分してあげるという感覚で試してみて下さい。
ある程度意識出来たら、今度は膣を意識的に締め付けるように力を入れてみて下さい。
逆に膣内に何も感じない・意識できないという人は、最初から乳首に触れながら膣を締めつけるような動作を繰り返してみて下さい。
締め付ける感覚がよく分からないときは、おしっこを我慢している時の感覚、お尻の穴を締めるような感覚だと思って実践してみて下さい。
最初は5秒間膣を締め付けてから脱力してください。
そして脱力した時にジワリと弛緩した時の気持ち良さを感じて下さい。
気持ち良くなくても脱力感は感じられるはずなので、それに集中してください。
それを何度か繰り返して、次は10秒間締め付けてから脱力、そして最終的にはほんの少しだけ力を入れ続けてください。
もちろん疲れたら脱力して構いませんが、最終的には力を入れているのかどうか分からないぐらい微弱な力を込める感覚でいてください。
そして締め付けている時にどんな感じがあるか、締め付けながら乳首を触った時と普通に触った時ではどんな違いがあるかなど、意識してください。
締め付けと骨盤底筋
このとき、5~10秒程度膣を締め続けることが出来なさそうであれば、骨盤底筋を鍛えることを選択肢に入れてみて下さい。
全く力を込める感覚が分からない、最初は締め付けて力を入れていることが認識できても、いつの間にか緩んでしまうという方は、少し筋力をつける必要があるかと思います。
最初の内は息を止めて力を入れないと上手く締め付けられないかもしれませんが、次第に小さい力で少し締めつけて、締め付けながら呼吸できるようになってくると思います。
実際には筋力不足ではなく、単純に膣内に意識を向けることに慣れていないだけという女性も多数いると思いますので、意外と早く効果を感じることがあるかもしれません。
ケーゲルトレーニングについての記事では簡単な方法や器具を使用すべきかの是非についても軽く書いていますので、参考にしていただけると幸いです。
もしも専門的・医学的な指導の下トレーニングをしたいという方は、骨盤底筋のトレーニングを行っている産婦人科などで受診してみると良いでしょう。
※骨盤底筋の衰えが女性の身体に様々な悪影響を及ぼすことから、そのような取り組みを積極的に行っているクリニックもあるかと思います。
次の段階ではいよいよ性器へと触れていきます。
クリオナするべきかどうかの場合分け
さて、ここまでは心身をリラックスさせ、興奮を意識的に高め、肌をくすぐる微弱な刺激に意識を向け、乳首という性感帯に触れ、その際に何か膣内に感じるものは無いか探ってみる
という手順を紹介してきました。
以降の手順では一般的に女性の性器とされる箇所、すなわちクリトリスや膣への愛撫へと進みます。
ここで少し気にしていただきたいのは、膣内の感度を高めるための自己開発においてクリトリスの愛撫は行うべきなのか否か、です。
おそらくこの視点を持っている女性は少数だと思いますが、個人的に重要だと考えているので少しだけ説明します。
何度か体験記事でも書きましたが、性感マッサージでは感じている箇所同士を触ることで快感の相乗効果を得たり、逆に感じていない場所と感じている場所を同時に愛撫することで感じなかったところが気持ち良いと感じるように誘導することなどをします。
後者においてはある種「脳をだます」ようなところがありますね。
従って理屈の上では強い快感を伴うクリトリスの刺激と、他の部位の刺激を組み合わせることも効果的であると考えられます。
しかし、この繋ぎ方が上手くいかない場合は、膣内の刺激を感じて興奮が高まっても、クリを触らないと感じていると実感しない、クリイキで終わらないと気が済まないという状態になることも考えられます。
自分自身にクリトリスへの強い執着や思い込み、クリトリスの快感こそが性的な快感であり、他で感じることがないと強く信じている場合には、一旦クリトリスを触るオナニーからは遠ざかった方が良いと思います。
とはいえスッパリ止めるのでもフェードアウトするのでもなく、極端な話毎日クリオナする人であれば、週のうち6日は我慢して、1日だけはクリオナをしてみるという風に、頻度を落としてクリトリスの快感とそれ以外の感覚の両方に意識を向ける機会を作ってみた方が良いと思います。
逆にまだ全ての快感をクリトリスの快感だと認識するような癖がついていないような状態、クリトリス自体がそれほど感じると思っていないような状態、クリトリスは気持ち良いが膣内はそれほどでもない、しかし違いは分かるという状態などであれば、クリトリスを触るオナニーを自己開発に組み込んで良いと思います。
正直自分自身がどちらのタイプか判断するのは難しい所だと思います。
前者はかれんさんの記事、後者はゆりなさんの記事の文章などを読んでいただけると、何となーく自分はどちらか分かるかもしれません。
大事なのは質の違う気持ち良さについて、しっかりとそれぞれの快感を認識して体感できることです。
もしどちらか分からない場合は、敢えてしばらくクリトリスに触れる手順を飛ばして実践していただきたいと思います。
⑦クリトリスに触れる
ここまでは体をリラックスさせ、色々な想像で興奮が高まった状態で体を弄っていたので、既に秘部に潤いを感じている女性もいるかもしれません。
もしも既に周囲が濡れていたらこんなに体が反応していたのかと驚くかもしれませんが、仮にはっきりとした変化が無かったとしてもこれから感度を上げていく過程にいるだけなので、全く問題ありません。
クリトリスという小さな器官には神経が密集しているので、とても敏感な場所であるとされています。
もともととっても敏感で小さな刺激をしっかりと感じられる。
ですから、強い刺激にこだわる必要は全くありません。
クリトリスにいきなり触れずに、太腿辺りから焦らすように触って、大陰唇、小陰唇を丁寧になぞってから、クリトリスの方にそっと手を伸ばしていきましょう。
最初は指を動かさずに、温めるようなイメージで性器全体に手を添えましょう。
クリトリスにピンポイントで触れるのではなくて、デリケートな部分全体を包むようなイメージです。
人間の身体は意識的に動かしていないときでも時が止まったように微動だにしていないわけではありません。
ですから、静止している状態でも微弱な刺激が指から伝わってきます。
また、女性は触れられている時の温かさや圧なども感じ取っています。
だから必ずしも手を動かさなくても気持ち良さを得ることはできます。
例えばこちらの記事のクリトリスへの愛撫のシーンを見ていただけるとお分かりになるでしょう。
このように女性の身体は手の先から伝わる感覚ですら余すことなく感じ取る力が備わっています。
人の手の温かさ、重み、圧力、微細な振動などを感じるように意識しましょう。
動かさなくても何となく気持ち良い感覚が分かればとても良いですし、分からなくても手の温かさや触れられている感覚に目を向ければ進展が見られるかもしれません。
その後はとても小さな力で圧をかけてみたり、指の腹で弧を描くようにしてクリトリスの周囲から優しく刺激したり、そーっとタッピングしてみたり、指先を微妙に震わせて軽い振動を伝えてみたり、色々な刺激を与えてみましょう。
無理に包皮を剥いてクリトリスに強い刺激を与えようとする必要はないので、皮の上から愛撫してください。
痛みを感じそうであれば適宜潤滑剤等をご使用ください。(潤滑剤の選び方については後述)
⑧クリトリスに触れつつ膣内を意識する
先程まではクリトリスを優しく愛撫することに集中していましたが、今度はクリトリスに触れながら膣内に何か反応が無いか探ってみましょう。
この時にクリトリスの快感と膣内の反応に繋がりが感じられるのであれば、今度はどういう反応をしているか意識してみて下さい。
膣がピクンと動いたり自然と軽く締め付けてしまうような感覚を得られたら、そちらに集中しつつ引き続き優しくクリトリスに触れてみて下さい。
また意識的に膣を締めつけたり脱力することを繰り返してください。
乳首に触れながら膣を締めつけた時と同じように、5秒間、10秒間の軽い締め付けと脱力を数回試してください。
クリトリスの愛撫中に膣内の反応が無いように感じる場合でも、軽く膣を締めつけて膣内に意識を向けることを試してみて下さい。
何度試みてもあまりにクリトリスの感覚に気を取られてしまうようでしたら、クリトリスを愛撫する工程は一旦省略しても良いと思います。
⑨乳首とクリトリスを同時に触る
次に、乳首とクリトリスを同時に愛撫していきます。
この段階では気持ち良さを繋げるというよりも、複数個所を同時に触れてみた時の身体の反応に集中するつもりでいてください。
乳首を片方の手ですりすりと擦りつつ。もう片方の手でクリトリスに軽く圧をかけたり、乳首をつねりながらクリトリスに触れた指を小刻みに動かしたり、色々試してみて下さい。
ほとんど性的な経験が無い方の場合、乳首とクリトリスのどちらもあまり感じないことも珍しくありません。
それはそれで全く問題ないので、しばらく同時に触れてみて、十分に時間をかけたと思ったら次に進んで大丈夫です。
もし少しムズムズしたり、何だかヘンな感じがするなと思えたら、それは性感が高まる予兆なので良いものだと捉えて下さい。
もしこの段階で弱い刺激を続けているにも関わらず達してしまいそうになったら、抑えずにその快感を迎えてあげて下さい。
⑩指1本で膣内を愛撫する
先のクリトリスの愛撫のせいで、人によっては少し息が上がってしまっているかもしれません。
自分で自分の身体をたくさん焦らしていじめた後でとても敏感なところに触れたのですから、そうだとしても無理はありません。
もし自分が感じているかもしれないと思えたのであれば、その時の気持ちの高まり、呼吸の強弱、心臓の鼓動にも少し注意を向けてみましょう。
そして、今度はさらに意識を膣内へと向けていきましょう。
いよいよ膣内へと指を進めていく段階にさしかかりました。
この時の体勢は自分が指で中を愛撫しやすいような、無理のない体勢を取りましょう。
もし可能であれば実際のエッチで良くとる体勢に近づけてみましょう。
どういう体勢がしっくりくるか思いつかない場合は、難しく考えないで仰向けの姿勢のままで大丈夫ですよ。
最初は指1本で膣内を探っていきます。
もし可能であれば指を入れる前にもう片方の手で握って軽く温めておきましょう。
指を入れる時は必ずゆっくりと挿入しましょう。
いきなり突くように直線的に入れるのではなく、指を沈み込ませるようにして、また膣が指を受け入れるようなイメージをもって入れてみて下さい。
⑪指を動かさずに膣の動きに集中する
ここでも手はすぐには動かしません。
動かさなくて良いので、膣内に指が入っている感覚をしっかりと認識してください。
温かさ、圧力、身体の力の入り具合などをしっかりと観察しましょう。
もし自分が強く意識しないでも膣が指を何度も締め付けたり少し離したりする感覚があるならば、その状態をキープしたまま、膣の収縮へと意識を向けて下さい。
緩やかな圧を感じたり、時折早く強く締め付けたり、そのような膣の運動の変化を捉えられると非常に良いです。
そういったことがなければ、また意識的に膣を締めつけたり脱力することを繰り返してください。
乳首に触れながら膣を締めつけた時と同じように、5秒間、10秒間の締め付けと脱力を試してください。
そして力を抜くときにじんわりとした感覚があるか、脱力時の膣の動きはどのようになっているか意識してみて下さい。
その時に膣が締め付けているという感覚に加えて、指がしっかりと締め付けられているかどうかも確かめておいてください。
もし十分なホールド感を感じなかったり、すぐに力が抜けてしまうようであれば、やはり先述のように骨盤底筋を鍛えることをお勧めします。
逆にしっかりと締め付け・脱力が出来ているならば、身体の反応としては十分に中でイケるということを知っておいてください。
⑫指を動かして膣全体を愛撫
しばらく指を動かさずに力を入れたり抜いたりした後は、指を少しずつ動かしていきましょう。
指1本で可能な限り膣内をくまなく刺激することを心がけて下さい。
自分の膣内を指で愛撫するのはかなり難易度が高く、テクニカルな動きをすることは難しいでしょう。
また、無理に動かして痛みを感じては元も子もないので、あくまで指の腹で押圧するマッサージという感覚で触れてみて下さい。
少しだけ腕を震わせて刺激を伝えることも試してみて良いでしょう。
しかし体勢的には難しいのでくれぐれも無理をしないでください。
最初は膣壁上部(お腹側)を優しく愛撫し、次第に左右の膣壁に触れたり、浅い所と深い所を触って比べてみて下さい。
下側(お尻側)は自分で触ることが難しいと思いますので、無理はしないでください。
それにより膣内で感じやすい所を探すきっかけにもなりますし、時間をかけて膣全体を愛撫することで無理なく膣内をほぐして湿潤な状態にすることが出来るでしょう。
Gスポットを刺激する
膣内の感じやすい場所の代表的なものとしてGスポットと呼ばれるものがあります。
既にご存知の方も多いでしょうし、Gスポットについてはまた別途記事を書こうかとも考えていますが、ここではひとまず一般的に膣内のどの位置にGスポットがあるかだけ書いておきます。
簡単に言えば指の腹をお腹側に向けて曲げた時に、膣壁と触れている部分がGスポットです。
人によって多少ポイントがズレていることもあるので、それぐらいの大まかな感覚で問題ありません。
そこに指を軽く押し当てるようにして圧を加えたり、痛くない範囲で優しく指の腹で擦ると他の場所を刺激した時よりも気持ち良くなれるかもしれません。
実際にはスポットというよりもエリアで捉えて最初は広く刺激して、もし他と明確に違う感覚がある部分があればそこを狙うようにしていきましょう。
もし余裕があれば試してみて下さい。
ただし、膣内の感じるポイントを探すために指で愛撫するだけなので、自分の指でイクほどGスポット等を刺激することには拘らないようにしてください。
どちらかというと動かさなくても気持ち良いと感じられることの方が重要です。
もし弱い刺激でも達してしまいそうなのであれば、そのまま我慢せずに続けてみて下さい。
ローション・潤滑剤の使用
膣内に指を入れたりディルドーを使用する際に、少し滑りを良くして摩擦による痛みを感じにくくしたいと思う女性もいることでしょう。
その場合は潤滑剤を使用すれば良いと思います。
ただしローションプレイに用いるような粘度が高く固いローションは洗い流しにくく、膣内に入れてしまうと体外に上手く排出されにくいと思われます。
ときに雑菌が繁殖する要因となり、匂いの元となる可能性もあります。
また、過度に廉価なローションは粘り気のある糊のようで使用感が悪いことも多いです。
従ってローションを用いるのであれば肌に優しく簡単に洗い流すことが出来る、もしくは洗い流し不要のタイプのものを選びましょう。
個人的にはアストログライドなどのような潤滑剤を必要最低限使用すると良いと思います。
KYゼリーのような潤滑ゼリーは医療用に用いられているため人体への影響はなく安全だと考えられますが、その使用感を好まない女性もいます。
ご自分の潤いで十分であればそれが一番良いと思いますが、もし興味があれば色々試してみて下さい。
そして、濡れていないときに潤滑剤を塗布して無理矢理膣内に刺激を与えていくのではなく、ちゃんと自分の力で潤っていることを確認した上で使用していくことが望ましいと思われます。
⑬乳首・クリトリスと膣内を同時に触る
今度は乳首とクリトリスに同時に膣内に触れてみましょう。
先述の通りクリトリスへの意識が強すぎるのではないかと思われる場合は、ここはスキップして乳首と膣内を同時に愛撫するにとどめておきましょう。
もしも「そんなに器用に指を動かせない」というのであれば、片方の掌を胸に添えたままもう片方の手で膣内を愛撫したり、手のひらや手首をクリトリスに軽く当てながら膣内を指で探ったりしましょう。
意識的に指を動かして愛撫できなくても、触れておくことは出来ますし、先述の通り温かさや緩やかな圧力を身体はしっかりと感じることが出来ます。
それに、一人エッチをしている際は身体は微かに動いているはずなので添えておくだけでも効果はあります。
乳首やクリトリスが気持ち良いと感じられている人にとっては、膣内も同時に触れることで気持ち良さがリンクして、単独で触れた時よりも膣内も気持ち良くなってくるかもしれません。
膣内だけを刺激した時と、乳首やクリトリスと同時に触れた時の感覚の違いを意識してみましょう。
もし明確に複数個所を同時に愛撫した方が気持ち良いと分からなかったとしても、膣内がピクリと反応する回数が増えたり、自分の呼吸が少し荒くなっていたり、そういった変化を認めることが出来るならば効果は出ているでしょう。
複数個所を同時に愛撫するときでもひとまず意識の大半は膣の方に向けておいてください。
もしもクリトリスの快感が大きいからと言って、そちらにばかり意識が引きずられてしまうとクリイキ主体の感じ方になってしまう可能性もあります。
⑭指2本で膣内を刺激する
こちらの記事をご覧の女性にとって、当面の目的は異性とのエッチの際に中イキすることでしょう。
ですからまずは痛みを感じずに指を2本入れられる状態になることが望ましいです。
指2本を入れた時に異物感ではなく快感を得ることが出来れば、エッチの際に気持ち良くなれる可能性がグンとアップします。
指を2本にすると痛いという場合は、十分に膣がほぐれて湿潤な状態になっていないことが考えられますので、無理をせずに指1本での刺激を繰り返してより良い状態になれるようにしましょう。
痛みは感じないけど挿入し辛いということであれば、指を縦に重ねて下(お尻側)にゆっくりと沈ませるように挿入しましょう。
個人差はありますが、女性の膣はお尻側の方に拡張性があり、下に向けて入れる方が「ヒダ」に引っかからずに挿入できると思います。
また前述のように適量の潤滑剤の使用も効果的です。
⑮指2本入れた状態で膣内に意識を向ける
指を2本入れた時も1本の時と同じく、しばらく動かさない、膣内に意識を向けて圧や膣の締め付けを感じる、意識的に膣を締めつけたり脱力することを繰り返してください。
その時に指を1本入れた時と2本入れた時にどのような違いがあるか、どちらの方が気持ち良いと感じるか、逆に圧迫感や違和感があるかどうか観察してみて下さい。
余談ですが2本指でGスポットを刺激するときは、爪を立てたり掻きだすように触れるのではなく、指の側面同士を擦り合わせるようにすると痛みを抑えて膣壁を刺激できます。
もし今までの流れで膣内の快感に目覚めて、「2本指でGスポットを刺激するとどうなるのだろう?」などとエッチな考えをお持ちの方は試してみて下さい。
指を1本挿入した時よりも2本挿入した時の方が気持ち良さが大きいのであれば、それで良いですし、1本の方が気持ち良いのであれば無理に2本指で愛撫を続けずに1本指で気持ち良い部分を探ってみても良いでしょう。
そして頃合いを見てもう一度指を2本挿入することを試みてみましょう。
⑯ディルドーで実践に備える(省略可)
次に、指ではなくディルドーで実際の挿入感に近いものを体感しましょう。
ディルドーが何か分からないのであれば、柔らかい素材でできた男性器の模型のようなものと考えていただくと良いでしょう。
ディルドーと一口に言ってもたくさんの商品がありますが、どのようなものを選べばよいでしょうか。
当然ペニスのサイズや形は男性によって異なりますし、女性の膣の特徴も多種多様です。
ひとまず平均的なサイズに近く、形状もストレートなものを選びましょう。
もしも使用してみて普通のサイズ・形のものがしっくりこないのであれば、別のものを探しましょう。
個人的には長さよりは太さを気にしたほうが良いと思います。
というのも直線的なピストン運動を行った場合に、長いだけのモノは奥を突きさして痛みに繋がりやすく、一方で太いものは(圧迫感が強くなければ)広く膣内に圧を与えると考えられるからです。
上手く使える人ならあまり気にならないかもしれませんが。
いずれの場合でも動かすのであれば最初は広く接地しているエリアに押し当てるような感覚で使用してください。
Gスポットなどを意識して1点にコツンと当てるのではなく、お腹側の膣壁に優しく押し当てるようにして刺激することをお勧めします。
よほど慣れない限りはピンポイントで突くように刺激したり、やたらと膣奥に押し込まないようにしてください。
自分で自分の膣内を刺激するのは、道具を使ったとしてもそれほど器用には出来ないと思いますので、直線的な刺激が子宮口等に伝わって痛みを催す可能性がありますのでご注意ください。
ディルドーも指と同様に余裕があれば温めておきましょう。
膣内に入れても問題のない温感ローションなどと組み合わせると良いかもしれません。
ここでも挿入してすぐには動かさない、膣内に意識を向ける、膣を締めつけたり脱力したりして、そのときの反応をしっかりと捉えるようにしてください。
しばらく繰り返した後でディルドーを優しく膣壁に押し当てるように、動かして活きましょう。
途中で膣を締めつけながらディルドーを動かしてみて下さい。
もしかしたら力を入れている時の方が気持ち良いと感じるかもしれませんし、膣の力を緩めた時に湧き上がってくる感覚が何だか気持ち良いと感じられるかもしれません。
たとえ快感を得られている場合でも、強い刺激を欲して激しく出し入れしないようにしてください。
出し入れするのであれば、あくまでも無理なくゆっくりと男女が優しいセックスをしている時のように出し入れしてください。
記事の冒頭でも書きましたが、気持ち良くて続けたいと感じるなら続けましょう。
もしイキそうな感じがあるなら、イッて終わりにしましょう。
はっきりとした変化を感じられないけど満足できたり、十分に時間をかけたと思えたのであれば、そこで終了して構いません。
電動バイブで代用してはダメなのか
このときディルドーではなくバイブではだめなのかと思われるかもしれませんが、ダメです。
理由は体験記事などでも書いているように、人の手で再現できない刺激に最初から慣れることが女性の持つ感度を鈍らせるからです。
もしも既にバイブを持っているのであれば、バイブ機能をオフにして使用しても良いかと思いますが、まだ購入していないのであればディルドーを購入したほうが良いと思います。
電動バイブレーターはそもそも振動させずに使用することを想定しているわけではないので、振動してこそ効果を発揮するように形状が固定されていることが多いでしょう。
多くの場合ディルドーの方が柔軟性に優れて曲げながら挿入することもできるので、今回の一人エッチではディルドーを使用してください。
どこで手に入れればよいのか・処分は?
わざわざアダルトショップになど行かなくても通信販売でいとも容易く手に入ります。
アマゾンでも買えますし、NLSなどのオンラインアダルトショップでも購入できます。
いずれの場合も一見してアダルトグッズを購入していると分からないように梱包されるので、まず問題ないでしょう。
また、ディルドーの場合は特に電子部品などを含まないため、普通のゴミに混ぜて廃棄することが出来ます。
その点においても女性の自己開発にはバイブではなくディルドーの方が良いと言えます。
⑰経過を記録する
一連の自己開発の締めくくりとしてとても重要なのが、その時何を感じて、どう反応して、どう思ったかということを記録しておくことです。
特に単純な感想ではなく変化に意識を向けることを大切に考えて下さい。
この行為を恥ずかしがったり嫌がったりする女性はかなり多いと思います。
意味がないとか、逆効果だと思う人もいるかもしれません。
しかし、性的な刺激に対して自分がどう感じたか、どうしたいかということを覚えておくことはとても重要です。
また、人は何かを始めると最初の内は劇的な変化を求めがちなので、実際には少しずつ良い方向に向かっていても、それに気づかずに諦めてしまうこともあります。
それを避けたり、今より気持ち良くなることへの興味や意欲を削がないためにも記録は必要です。
何かに取り組んでいる時に中々成果が出ないと感じていても1週間、2週間、1ヶ月・・・と長いスパンで振り返った時には一定の進歩があったという話も少なくないでしょう。
私が体験終了後にインタビューに答えていただくのは、もちろん体験された女性の意見を聞きたいという気持ちもありますが、それ以上にご本人に自分が経験したことを整理して、自分自身の言葉で口に出してもらうことを重要視しているからです。
他人に「こうだったね」と言われるよりも、自分自身が「こうでした」とポジティブに言い切ることで自覚が生まれて認識がよりしっかりしたものになります。
また、記録することで後々「あの時こう感じた理由は〇〇だったんだ」と気づくこともあるでしょうし、うまく行った時とイマイチな時の違いを客観的に比較すれば、気分を盛り上げたり感じやすくなるためのツボが見えてくることもあるかもしれません。
上手くいけば「気持ち良くなれた」という実感が強固になりますし、思い通りに行かなかった場合でも、次に上手くいくためのヒントを発見する機会になります。
この方法を数回試して飛躍的に感度が上昇しなかった、中イキできなかったからといって、それがネガティブな思い込みに発展することはありません。
なぜならば、この一人エッチ・自己開発法は最初からイクことを目的としておらず、女性自身が自分の身体へ意識を向けることを重視しているからです。
むしろ記録することでどういったことに対して反応が薄いのか、どの過程で気分が乗らないのか、そういったことを知って改善するきっかけとなるからです。
だから短期的な結果を求めたり、上手くいかない自分に苛立つのではなく、ゆっくりと植物が花をつけるのを見守り愛でるように、自分自身の心と身体を具に観察してみてください。
まとめ
現段階で私が女性に提案できる「エッチで感じやすくなるための自己開発法」のフルメニューは以下の通りです。
①入浴・準備
②深呼吸・リラックス法の実践
③エッチな妄想をして興奮を高める
④全身を焦らしながら触る
⑤胸を焦らして触った後、乳首を愛撫する
⑥乳首を愛撫しつつ、膣内に意識を向ける
⑦クリトリスを愛撫する
⑧クリトリスに触れつつ膣内に意識を向ける
⑨乳首とクリトリスを愛撫する
⑩指を膣内に挿入する
⑪指を動かさずに膣内に意識を向け、締め付けたり脱力したりする
⑫指を少しずつ動かして膣内全体を愛撫する
⑬指を2本入れてみる
⑭指を入れた状態で膣内に意識を向け、締め付けたり脱力したりする
⑮乳首・クリトリスと膣内を同時に愛撫する
⑯ディルドーを膣内に挿入し、疑似エッチをする
⑰全過程で感じたこと(2回目以降は前回までの変化を含めて)を記録する
補足
②で行うリラックス法(自律訓練法)は任意で行う。⑦~⑨、⑮のクリトリスを触るステージは場合によっては省略したほうが良い。
⑯ディルドーの使用は実際のエッチに似せるためのものなので、この段階に差し掛かるまでに十分膣内の快感を意識できているのであれば特別必要だとは思わないです。
全て試せないという方については①、③、④、⑤、⑥、⑰を必須事項として試してもらうと良いと思います。
それで効果を感じない、集中できないときは②の手順を加えてみて下さい。
現状大人の玩具を使用すれば気持ち良くなれる場合
一人エッチの習慣があり既に大人の玩具の刺激に慣れている場合は、根本的に玩具の使用を減らして機械独特の刺激でしか気持ち良くなれない状態を薄めていくことが望ましいです。
しかし、すぐにストップすることがどうしてもできないというのであれば、バイブやローターなどの玩具を使った一人エッチの頻度を少しずつ下げていきましょう。
その過程でこの記事で紹介した方法を挟み込んで試してみて下さい。
また、大人の玩具の刺激に慣れてしまっていてすぐにやめられない、かつ玩具を使用すればイケるという方であれば、玩具の刺激を小さく調整した状態でイク寸前まで玩具を使用して、そこから実際にイクまでは自分の指などで愛撫するようにして、少しずつ癖を抜いていってください。
それを何度か繰り返す過程で、少しずつ指などで触れてみる時間を長くしていってください。
機械的な刺激を次第に弱めていくこと、機械だけでなく指で触れる時間を長く取ること、この2点を意識して少しずつ大人の玩具でしか気持ち良くなれない状態からフェードアウトしていきましょう。
面倒・気が進まない・続かない方への対策
やり方は一応読んだけど面倒臭いとか、なんだか抵抗感を感じるという方には以下の手順で実行することをお勧めします。
①期間を定める
②自分が出来ることを3つ以下に絞る
③その手順を書きだす
④実行する
⑤実行した結果を前回の結果と比較する
何故実行に移しづらくなるのかというと、
・効果が出るかどうか確証が持てないことに対して時間や労力を投資することに抵抗感を覚えるから
・努力してみた結果変化を感じなかった時のショックを想像して躊躇してしまうから
・自分でしたことが無く、その行為をする自分に不自然さを感じるから
・どれぐらいやれば良いのか、自分の実践方法が正解なのか分からないから
・総じて、自分にも他人にも期待していないから
このような一般化された手順で快感を得られるかどうかについて、人によっては短い時間で効果を感じるし、長い時間が必要なこともあるし、そもそも別のところに原因がある場合もあります。
ですから、効果が出ようが出まいか、それが大きかろうが小さかろうが、一定期間内の試みで得られた結果だと健全な意味で割り切ることを決めましょう。
1ヶ月は続けられそうならまず1ヶ月と期間を定めて、それを終えた時点の変化をもとに続けるかどうか決めればよいと思います。
自発的な期待感を伴わない性感開発は作業化してしまうかもしれません。
エッチのルーティンワーク化は最も忌避するべきことの一つとも考えられます。
しかし、どうしても作業的にしか捉えられないのであれば、一度は作業として解釈してその中で得られた感覚を記憶に残していくしかありません。
最初に書いていることと矛盾していますが、結局課題が多い人は多くのことに対して懐疑的ですし、行動を起こしたがりません。
だからそういう方は作業化を否定するよりも小さな変化を意識することを第一の課題にしてみればよいと思います。
作業に対するモチベーションをアップする方法として、作業の手順を書きだすことが挙げられます。
当人が本質的に意味や価値を見いだせない行動に対しては、意味や効用を考えるよりも、手順を明確化してまず行動に移してみることで、作業をこなすという意味のモチベーションが刺激されます。
また、長続きしないという方もいるでしょうから、最初は確実に行えることから始めましょう。
例えば手順を簡略化して3つ挙げます。
①エッチな妄想をしてみる
②身体を焦らすように触ってみる
③乳首と膣内を同時に愛撫する
このように手順を単純化して列挙することで行動しやすくなりますし、行動しているうちに不思議とやる気が出てくることもあるかもしれません。
中には「サクッと中イキできる方法を探しているから、こんなに面倒くさいのなら試してみたくない。誰かに頼む方が楽だし早い」と感じる人もいるでしょう。
そういう方は頑張って自分を気持ち良くしてくれる「本物」を探せばよいと思います。
多分そういう考え方で求める人と会うのは難しいと思いますが、それでイケるのなら良いと思いますよ。
ですが、そういう方は一時的に良い経験をしたとしても、結局パートナーの元に戻ってイケなかった時に再び自分やパートナーに対する強い不満が出てくるでしょう。
試したけど変化を感じられない
膣内の感度を上げたい、中イキしたいと考えてこの記事を読んで実践してみてもまだ結果が出ずに苛々している方もいるかもしれません。
しかし、貴女は変わりたいと思った瞬間から既に少しずつ変わり始めています。
ここに書かれていることは表面的なことではありますし、神経的な問題や生活習慣、心理的な面までカバーした方法ではありません。
快感の受け止め方についてほんの少し書いているだけで、快感を抑制する要素についての言及はありません。
ですから懐疑的な姿勢で何度か試しただけでは、劇的な変化を感じることは無いかもしれません。
しかし、そうだとしても貴女はこれほどまでに自分自身の身体に意識を向けた経験はおありでしょうか?
貴女の経験上、イカせようと強い刺激を与えてくれる方はいたかもしれませんし、人の手よりも気持ち良い大人の玩具を使ったことがあるかもしれませんし、愛撫に時間をかけてくれる人もいたかもしれません。
ですがその中で「快感とは強い刺激」という固定観念に疑問を抱いたことはありますか?
刺激に対しての自分自身の受け止め方について考えてみたことはありますか?
身体のある部分を刺激している時に他の部分がどう反応しているか観察したことはありますか?
もしなかったのであれば、貴女が少し自分の身体に意識を向けたことによって得たものは計り知れません。
貴女は既に変わっている
そう思って、私に騙されたと思って気が向いた時に一連の流れを試してみて下さい。
終わりに
表面的かつまとまりのない文章となってしまい大変恐縮ではありますが、ひとまず以上をもちまして感度を上げる自己開発法とさせていただきます。
もっと細かい所や補足したいこともありますが、それらは今後加筆修正したり、個別の体験記事で補っていこうと思います。
既にこの方法を実践してもらってある程度の変化を感じている女性もいます。
それについては後日記事を書こうと思います。
長ったらしく感じたかもしれませんが、根本的な考え方は、強い快感と弱い快感に優劣をつけない、自分の身体の反応と気持ちの昂りを意識するというだけです。
とてもシンプルで月並みな考え方かもしれません。
女性の皆様からは「こんなことで感度が上がってイケるようになるとは思えない」という意見もあるかもしれません。
実際のところ、この方法は女性側に快感を抑制する心理的要素や経験が無い、もしくはあっても決定的な要素ではないことを前提として書いています。
また性的刺激以外の刺激に日常的に慣れてしまっている(いわゆる○○中毒)というケースも考慮してはいません。
しかし、この方法がそれらの方々にも一切役に立たないかというとそうではないと考えています。
心と身体は車の両輪のようなもので、身体を中心にアプローチして少しでも変化を感じたら、心にも変化が表れることもあります。
至らない文章ですが、辛抱強く読んでくださった方にとって何かの足しになればとても嬉しいです。